最近、忙しくてあまり釣りに行けてないのでタックルネタでございます。
この前買ったツインパSWをレベルアップさせますよ(゚∀゚)
内容は、メインシャフトのフルフローティング化!
スプールを支えるシャフトをベアリング支持するというもの。
なお、シマノだとステラにしか採用されてないもよう。
必要な部品はこの3点。
ベアリング(DDL-950ZZ) 291円+送料170円=461円
08ステラSW4000XGのカイテンワクウケカラー(23番) 100円
08ステラSW4000XGのカイテンワクナット(24番) 300円
トータル800円ちょい。
安いのか高いのかわからん。
まずはローターを外すところまで分解。
ローターを固定している回転枠ナットの比較。
左がステラで右がツインパ。
ベアリングが入るスペースと、ネジが切られている厚みが全然違います。
試しに無加工でポン付けしてみると、噂通りピニオンギアが長くて、ナットの底面から突き出すのでベアリングがはみ出る。
はみ出たベアリングとナットの段差をノギスで測定すると‥
うーん。0.90~0.95mm位?
というわけで、このチューニングはベアリングがピッタリ収まるようにピニオンギアを削る必要があります(`・ω・´)
まずはピニオンギアを外すためにクラッチ部分まで分解!
クラッチassyを外したの図。
ピニオンギアを摘んで抜き抜き。
ベアリングとクラッチのセンターカラーを外して軽く洗浄しときます。
削る前の長さは37.95mmといったところか。
0.95mm削る事が出来ればきっとピッタリになるはず(゚∀゚)
作業は濡らしたサンドペーパーを平らなところに敷いて、ピニオンギアを摘んで動かす感じ。
持ち方と動かし方を変えて、削り面が斜めにならないように注意しながら目的の長さになるまでひたすら削ります。
参考までにペーパーの番手と作業はこんな感じでやりました。
①400番で少し削る→ノギス測定を目的の長さまで繰り返す。
②800番で粗削りな表面をならして穴部分のバリ取り。
③1200番で表面と穴部分を鏡面手前までの状態に仕上げ。
均一を保つため力を掛けずに削っても作業は30分位で終了。
削った後の測定では37mm。
ちょうど0.95mm削ることに成功(゚∀゚)
期待を胸に組み立て作業へ!
そしてピニオンギアにナットを固定。
ピニオンギアとナットの底面を見た感じは大丈夫そう?!
恐る恐るベアリングとカラーを挿れてみると…
ベアリングがピッタリのツライチに(´;ω;`)ブワッ
あとは元通り組み立てるのみ!
無事に作業完了!!
このチューニングはツインパを買う時点でやると決めていて、リール購入とほぼ同時に必要なパーツを調達してました。
というか、これが出来るからツインパを選んだっていう理由もあったりする。。
ただ、せっかくやるなら違いを検証しようってことで、しばらくそのまま使ってたんですよね。
いざやってみて、チューニングの効果はというと
巻き心地良すぎサイコー(//□//)
思ってた以上の効果でとっても満足。
まず、リーリングで僅かにシュルシュル言ってたのが無音のヌルヌルに(゚∀゚)
ピニオンギアの穴の内側とメインシャフトが接触しながら回転してたのが、ベアリング支持で非接触になった効果と思われ。
この違いは空巻きでも実感できるレベルで、負荷が掛かるほど違いが出る。
チューニングは大成功!!
同じことをする人が居るかわからないけど念のため注意点を。。
08ステラSWのピニオンギアはステンレス、ツインパSWは超高強度真鍮で素材に違いがあります。ピニオンギアを削ることで、ネジ山が減るのでローター固定の強度低下は多少なり違いが出るものと思われます。
削り過ぎたら試合終了です。ピニオンギア(58番。1500円)を買いましょうw
あと、このチューニングをすると、きっとメーカーサポート外になります(ノД`)
加工後はメーカーへのクレームとか修理を断られるかもしれません(´;ω;`)
ピニオンギア買って戻して修理に出せばなんてこと無いけどね
ということで、このチューニングはあくまでもご参考までw
もしやるときは自己責任でお願いします(`・ω・´)
そいえば、15ツインパが出るらしいですね。
無印とSWの両機種を同時に出すんだとか!
ソースはルアマガソルト?